それぞれの、「managaraデイズ」。

教えて!

Managara Days

端場 勝也さん

端場 勝也さん

プロフィール
静岡県在住。39歳(2022年2月取材当時)。
社会人歴19年目にして、ネットの大学 managaraへ入学。

社会に出て19年で学び直しをスタート。
自分の経験に照らし合わせられる面白さに刺激を受ける日々です

高校卒業後すぐに自衛官として15年勤め、そして現在の会社に転職して3年。社会に出て19年で、ネットの大学 managaraでの学び直しを決意。端場さんの学び直しにかける想いを語ってくれました。

コロナ禍に考えたこれからの過ごし方。改めて学び直してみようと決意

managaraに入学したきっかけは何でしたか?

一言で言ってしまうと、「学び直したい」という気持ちありきです。高校卒業後は家庭の事情により大学には進学せず自衛隊に入りました。15年ほど自衛官として勤め、3年ほど前に現在の会社に転職したのですが、周囲には大卒の人が多いこともあり、大学で得られる知識や思考に対する漠然とした憧れがありました

社会に出て年月も経ち、時間や経済的にも少し余裕ができたところに、コロナ禍もあり、自分はこれからどのように過ごしたいのか今一度考える機会ができました。せっかくだから有効な時間の使い方をしたいと思ったときに、頭に浮かんだのが大学での学ぶことでした

とはいえ、自分の住んでいるエリアからは仕事が終わった後に通学できる大学は選択肢がなく、あまり現実的ではないだろうと心理的な障壁になっていました。しかし、通信制大学で大学卒業の資格が取れるということを、数年前に聞きかじった記憶があったので、インターネットで調べてみることにしました。その時はまだ「これを専門に学びたい!」という強い意思というよりは「学ぶという体験がしたい」という軽い気持ちだったかもしれません。

いくつかパンフレットを見比べてみて、一番内容が分かりやすく、そこで学ぶ姿がイメージできたのがmanagaraでした。家族にも話してみたところ、妻も「面白そうだし、やってみるといいんじゃない?」と賛成してくれたので、いいチャンスだからやってみようとトライしてみることになりました

繰り返しや倍速再生を活用すると、理解できるまで授業内容を聞き返せる。
学びをより深めるためにはちょうどいい講義設定をフル活用

会社員として仕事しながら、学びを始めてみた感想はいかがですか?

すごくスケジュールがタイトになった!とまではいかないのですが、当然のことながらやらなくてはいけないことは増えましたね。以前だったら帰宅してから家族の団欒を楽しんでいた時間に講義を受けるような時間の調整は必要です。平日は昼休みに1時間、帰宅後20時から2時間ほど受講しています。元々、あまり計画的に物事を進める性分ではなかったのですが、今は受講の時間を決め打ちにして臨むようにしています。土日は極力休むようにしていますが、課題やレポートもありますので、土曜日は2時間ほど時間を取り、日曜はそこから更に掘り下げたい部分や、間に合わないところを押さえるようなスケジューリングにしています。

しかし、時間のやりくりの大変さよりも、学ぶ面白さが断然勝っていますね。元来、熱しやすい性格というのもありますが、「自分は結構勉強が好きだったのかもしれない」と気づきました。10数科目あるので、どれも得意というわけにはいきませんが、もっと知りたいと思える科目にはかなり集中して取り組んでいます。

また、録画された講義を好きな時間に見られることも私には合っているなと思います。たとえば1回聞いただけでは理解しきれなかったときに、何度も聞き返すとか、再生速度を倍速に調整できるのは、この授業スタイルならではのメリットだなと感じています。

社会に出た今だから、学びを自分の経験に照らし合わせられる面白さがある

特に好きな授業や印象に残る授業はありましたか?

「創造思考法」、「問題解決法」という授業は非常に面白かったです。あとは心理学の授業も学ぶことがたくさんありました。これまでは仕事面でも自分の経験が全てで、あまり心理について意識する場面がなかったのですが、学んでみるとなるほど、と納得することが多々ありましたね。

正直言ってしまうと、仮に高校卒業後の自分が、現在大学で学んでいる授業を受けたとしても、居眠りしてばかりなんじゃないか?と思ってしまいます。やはり社会に出たからこそ、自分の経験に照らし合わせることができますし、より興味が持てる、理解ができる、吸収できる部分がたくさんあるなと実感しています。

勉強そのものは大学ではなくても、本を読むとか、ニュースをチェックするとか独学でも、情報や知識を掘り下げることがある程度可能だろうと考えています。とはいっても、どのような手段を使って学ぶのか、それらについて自分が関心を抱けるのかどうかという選択肢そのものを自力で用意するのは時間的にも物理的にもなかなか難しいことだと思うんです。

だけど、大学はそれらの選択肢や接点、きっかけをカリキュラムとしてこちらに提供してくれているわけですよね。最初は自分が興味を持てるかどうか分からなかった心理学や政治も学んでみると「これって面白いなあ」という発見に繋がりました。だから私は社会人を経験してから大学で学んで、逆に良かったかもと思っていますね

授業は1回約10分だから、どんなライフスタイルにも組み込みやすい

入学を検討している方へメッセージをお願いします。

実際入学してみるまでは、授業のイメージが高校までで止まっていたので、ここまで自分の思考を張り巡らせるものだとは思っていませんでしたし、ポジティブな驚きでもありましたね。

これはやはり大学だから得られる学びですし、ちょっとでも気になっているのであれば、挑戦してみて後悔はないですよとお伝えしたいです。1回約10分という講義設定も、限られた時間に組み込みやすいし、どんなライフスタイルの人にも合うと思います。私も来年度以降、どんな授業が受けられるのか今から楽しみにしています。

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