それぞれの、「managaraデイズ」。

教えて!

Managara Days

西村 葵さん

西村 葵さん

プロフィール
栃木県出身。22歳(2024年4月取材当時)
ベーシックコース4年生。ネットの大学 managaraには、2021年10月に転入学。
入学後は学生チームに所属するなど、積極的に他の学生や教員とコミュニケーションを深め、就職活動でも在学中に身に付けたスキルを活かしていけるよう活動している。

managaraへの転入学で、往復6時間の通学が0分に。今では多くの友達や先生のおかげで大学生活を楽しめています。

以前の大学では2年生の途中まで過ごし、そこからmanagaraへ転入した西村さん。転入学ならではの悩みや不安、それが解消に至った経緯、さらに学生チームでの精力的な活動や様々な年代の方とのコミュニケーションの中で見つけた新しいリーダー像について語ってくれました。

managaraに転入して時間管理ができるようになりました。幅広い年代の方と交流できるのは通信制大学の良いところです。

managaraに転入学したきっかけを教えてください。

以前の大学では通学に往復合計6時間かかっており、その生活に耐えられなくなって転学を決めました。通学でせわしなく過ごしていた以前の生活と比べると、今はものすごく心穏やかな時間を過ごせています。通学で使っていた6時間は、美術館に行ったり図書館で読みたかった本を読んだり映画を観るなど、色々な芸術や作品に触れて自分の感性を磨いています。

完全オンラインの大学に対してどんな印象がありましたか?

転入して通学時間を削減できたのは大きなメリットですが、最初は心配がありました。1期生だったので前例がなく、オンラインの大学の雰囲気も掴めないまま転入しました。常に先生や友達が周りにいるわけではないので、「これからは自分で管理しなければ」という気持ちになりました。

「バイトが●時からだから、この勉強を●時までに終わらせる」など、朝起きた時にスケジュールを決めて過ごしています。以前の大学では決められた時間に追われていましたが、今は自分で調整しています。managaraに転入してから自分の時間管理をしっかりできるようになりました。

転入ということで、途中から大学が変わることに対してどんな不安がありましたか?

以前の大学には2年生の一学期まで在籍していたのですが、managaraに転入すると1年生に戻って二学期から始まると説明されました。そうすると地元の同級生含め自分の同世代に置いていかれるという印象があって、一歩遅れた人生を歩まないといけないというのが心配でした。

しかし、managaraに入学したら色々な世代の方がいて、その考えがガラッと変わりました。専門学校で2年間勉強してからmanagaraで4年間勉強する方や、社会人になってからの学び直しで勉強する50代や60代の方もいて、「一年遅れるなんて何も気にしなくていいんだ」と思いました。これは通信制ならではの良いところだと思います。

単位の移行に関する悩みも先生のサポートのおかげですぐに解消。オンライン授業はすごく丁寧で質問もしやすい環境です。

単位や授業の内容についての不安はありましたか?

前の学校で学んでいた一年半分の単位がどうなるのかなと思っていましたが、転入学の際は単位を移行できるとオープンキャンパスで聞いて安心しました。これは両親に転入を説得する材料にもなりました。

ただ、「単位をいくつ移行できるのか」、「少ししか移行できなかったらどうしよう」と思っていましたが、教育相談の方に「西村さんは前の学校で○○と●●の単位を取っていたので、managaraだと▲▲に反映されています。大丈夫ですよ。」と丁寧に説明してくれました。履修登録する時も前に取った授業と似ている名前の授業があったら前にどんな勉強をしていたのかレジュメで見比べて対応してくれました。大学生となると自分で何もかもやらないといけないというイメージがありましたが、教育相談の方に助けてもらったことで履修や単位の不安はなくなりました。

授業に関しては、以前の大学では一度の授業で多い時は80人くらいの人数で一緒に勉強をします。わからないところを先生に聞こうとしても30人くらい先生の前に並んでいるので質問ができませんでした。私は片道3時間かかるので早く下校したいのもあって「わからないけどいいや」とそのままにしていました。授業の内容を正確に理解できていないまま単位を取ってしまった経験もありました。

しかし、実際にmanagaraで学んでみると授業はとても丁寧で分かりやすかったです。スライドを映しながら先生が説明してくれて、自分もスライドのPDFを見ながらわからないことはパソコンで検索しながら授業を受けています。自分で解決できない時は先生に聞くのですが、質問は対面ではなくマイページからメールで送ることができます。対面での授業よりオンライン授業の方が、積極的に質問ができるようになりました。

動画の授業なので、聞き取れなかった時は巻き戻せますし、もう一回聞きたいとかゆっくり聞きたいという調節も自分でできます。対面だと授業中に先生に「そこもう一回お願いします」なんて言えません。何度も授業を聞けるのはオンラインならではの強みだと思います。

年上の方と接点を持つことはいい刺激になっていて、世代が違っても年齢に関係なくフラットにコミュニケーションが取れています。

様々な年代の方と交流することでの気付きやよかったことはありますか?

それぞれ育ってきた環境や時代が違いますが、年上の方は人生経験がある分物事を考えるスピードが速かったり、的確にものを言って進めていく力がすごくて驚きました。それに引っ張られすぎないよう私たちの世代も頑張って着いて行って、年上の方たちもそれに合わせてくれて、という具合です。

世代が違ってもこんなにちゃんとコミュニケーションを取りながら一緒に物事を進めていけたことにびっくりしました。ジェネレーションギャップを感じることなく、お互いの良い部分が見えて擦り合わせをしていけるというのはすごく良い経験になっています。社会に出ると年上の方は先輩や上司として関わるようになると思いますが、managaraでは同じメンバーとしてフラットな状態で話せているというのが面白いところだなと感じています。

先生や学生の親しみやすい雰囲気を見て学生チームに参加。managaraに入学して通信制大学のイメージが180度変わりました。

学生チームに応募しようと思ったきっかけを教えてください。

きっかけは二つあります。
一つ目は転入学してすぐの学園祭です。当時、何もわからないままZoomに飛び込んで参加してみたら、同じ年の学生が先生や学生サポートセンターの方とすごくフラットにニコニコしながら話していたのに驚きました。前の学校では先生と学生の間には上下関係があって、もっと丁寧に接しないといけないし厳しいというイメージがすごくありました。「なんで大人と話しているのにこんなに楽しそうなんだろう」と思ったのがきっかけのひとつです。

もう一つは、転入学したばかりの時にmanagaraカフェというオンラインでのイベントで学生チームについて「学園祭とか色々やっていて楽しいよ」と教えてくれたことです。実家にいても学校で活躍できるというところに魅力を感じて「かっこいい」、「なんて素敵なんだろう」と思い学生チームに入りたいという気持ちが強くなりました。

前の学校ではコロナの影響もあって、学園祭も無く授業の時だけ学校に行ってすぐに帰るという日々で先生との距離も遠かったです。managaraではZoomでのやり取りなのにあんなに楽しそうに笑顔で生徒と先生が話していて、その場がとてもキラキラして見えました。家で勉強をすることは暗いイメージがありましたが、managaraに転入して180度世界が変わったような感覚でした。

考えや価値観が違うメンバーをまとめるリーダー職を経験してたくさんの学びがありました。ここで学んだことは将来どんな職業にも活かせると思います。

学生チームでの活動を通して学んだことを教えてください。

2年生から学生チームに入って立候補でリーダーをやらせていただきました。何も知らない私が進められるのか不安でしたが、昨年度からいたメンバーのみんながすごくあたたかく迎えてくれたおかげで、悩みながらもリーダーという職をやっていけました。

これまでも部活の部長や委員会の委員長の経験はありましたが「自分がみんなを引っ張っていく」という役割が強かったように思います。しかし、学生チームのリーダーではみんなの意見を聞いてまとめて「メンバーを後ろからサポートする」という、まったく違うリーダー像が必要になってきました。リーダーとして新しい経験ができたというのが1番の学びです。

オンラインでのやり取りは見えない部分が多く、小さい仕草や細かい表情の違いでその人が何を考えているのかをする必要があります。そのおかげで、より人を観察して配慮するという力も身につきました。

段取り通りに話をしながらみんなの顔を確認して、「今、目線が動いた?」とか「首を傾げたかも?」と思ったら積極的に意見を聞くようにしました。また、私自身が不安に思う時でもメンバーにそれが伝わらないよう常に笑顔で接するなど、色々な工夫をしながら進めていました。

私がリーダーだった2年生の時に副リーダーの方に当時不安だったことを相談していました。その方はすごく人のことを観察していて男気のある方で、適格なアドバイスでサポートしてくれました。リーダーとメンバーの架け橋として副リーダーがいてくれて助かった経験から今年は副リーダーに立候補しました。リーダーのサポートもしつつメンバーとの架け橋としての役割にまわることができるよう心掛けました。

managaraには色々な人がいて、話をしていても考えや価値観が違うこともたくさんあります。自分とは違う部分を見ていたり、自分には無い視点を持っている人の考えを理解する経験は、私が将来就きたいと思っているお客様と接するサービス業においても必要なことだと思っています。「この人は何が言いたいのか」、「何を求めているのか」を考えられるようになったので、この経験やスキルは将来どんな職業でも活かせると思っています。

managaraへの入学を検討している人へメッセージをお願いします。

私もmanagaraに転入学する前は、「オンラインの大学は謎が多い」や「実態が掴めない」という印象を持っていました。オープンキャンパスに参加して直接先輩からの話を聞いても、「この大学に入ったら自分はどうなるんだろう」という不安が拭えない人もいると思います。

心配な部分はあると思いますが、managaraにはSlackというチャットでの交流があって、そこで「レポートの提出がわからないから教えて」など学生同士でコミュニケーションを取って助け合う環境があります。managaraカフェでは「先生の言ってることわかった?」といった話が出てくるなど、オンラインですがちゃんとしたコミュニティがあると感じられます。

もちろん怠けすぎるのはダメですが、「自分ひとりで頑張らなきゃ」といった気負いは必要ありません。先生も先輩も学生サポートセンターの方も必ず助けてくれると私は実感しています。オンラインの大学に入りたいけど心配という方にこそ、安心して学べるmanagaraへの入学を検討してもらえたらと思っています。

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