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教員紹介新潟産業大学経済学部

吉竹 広次教授

専門教育科目

担当科目

経済経営学総論、経済学概論、国際経済論、開発経済学、専門演習I、専門演習II

研究分野

国際経済学、国際政治経済学、開発経済学が主たる研究分野です。

プロフィール

出身地

東京タワーを見ながら育ちました。住んでいた市兵衛町や、我善坊、狸穴といった町名も六本木、麻布台などに変わり、街並みは昔の面影を残さず変貌しました。「ふるさと」の名残りは、東京タワーだけになりました。

特技

特技というほどでもないのですが、水泳は小学校では、学校代表でした(中高はプール無し)。今は、専ら1500m自由形ですが、もう30分を切れません。タイムを短縮するのは無理ですが、今後10年今のタイムを維持出来たら(?)、マスターズの競技会での優勝なら狙えそうなので、頑張ります。

チャームポイント

ないです。

尊敬する人

大学時代の長洲一二先生です。社会科学の古典から現代までを紐解かれ、僕のハートとマインドに大きな影響を与えて頂きました。残念ながら、2年生の時に神奈川の知事に担ぎ出されてしまいました(その後、20年間務められました)。

性格を一言で

いろいろなことに興味を持ちますが、せっかちで、あきっぽいです。

先生の科目を受講する上でのコツ・ポイント

世界や日本の政治・経済関係のニュースに関心をもってください。授業で学んだことが結び付くでしょう。経済学が現実を対象にしていることに気付くと思います。

大学時代に打ち込んだこと・夢中になったこと

友達に誘われていったタイ、タイは「微笑みの国」と言われていましたが、本当にそうでした。しかし、とても貧しくて、タクシーは日本の中古が日本のタクシーメーターを付けたままで(動いていません)、床は所々が抜けていて雨の後には水がじゃぶじゃぶ。それでも人々は優しく、穏やかでした。皆、一生懸命に働いているのに何故、こんなに貧しいのだろう。僕は、偶然、日本で生まれたから豊かだけだけど、もしタイに生まれていたら・・・そうした疑問や不公平への怒りのようなものを感じて、帰国後、どうしたら途上国を豊かにできるのだろうと開発経済学(当時は未だ、経済発展論といわれていました)に没頭しました。

休日の過ごし方

前は、友達やゼミのOB/OGと、ヨット(勿論、ディンギー)、ゴルフ、テニスをしましたが、今は、飲み会です。後はコストコみたいなところと、外食です。

managaraの学生にチャレンジしてほしいこと

「今、出来ることをやる」ことだと思います。

座右の銘はなんですか?

Cool Heads but Warm Hearts.(冷徹な頭脳に温かい心)

ケンブリッジ大学のアルフレッド・マーシャル教授の就任講演の締め括りです。マーシャルは社会の苦難に冷静な頭脳と温かい心をもって尽力する者をより多く世に送り出すよう全力を尽くすと言っています。時に、Cool Headだけの人を見かけます。社会科学を学ぶ者への戒めの言葉でもあります。

受験生へのメッセージ

僕は、大学で開発経済学を学び、また高校時代、苦手どころか大嫌いだった英語も、英検を目標に勉強したら面白くなりました。結局、経済学と英語を使う仕事に就きました。慶応の塾長も務めた小泉信三という先生が、「すぐに役立つものは、すぐ役立たなくなる」と言われています。IT,AIの世界で、より意味深い言葉だと思います。「すぐ役立つ」かどうかだけにとらわれない方が良いと思います。

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